参加者
埼玉フードパントリーネットワーク:草場理事長
埼玉しあわせ未来基金 清水代表理事、平沼代表代行理事、畠山副理事、岡安専務理事、今井常務理事、事務局井上
日時:9月12日(月)10時から12時
場所:越谷総合卸売市場内の中間拠点視察及び場内会議室

越谷市場内にある中間拠点

提供した資材等の確認

提供した資材等の確認

冷蔵庫

意見交換会1

意見交換会2
コメント
経済的に厳しい一人親家庭に食材を提供するフードパントリーが県内で活発化しています。今日は、フードバンクや企業などから食材の提供を受けて県内各地のフードパントリー
に配る活動をされているNPO法人埼玉フードパントリーネットワーク(越谷市)にお邪魔をし、草場澄江理事長からお話を伺いました。
ネットワークを設立した3年前に4団体だった県内フードパントリーが、現在では71団体へと大幅に増えているそうです。大いに勇気づけられるお話の一方で、埼玉フードパントリーネットワークは新たな課題に直面しているといいます。
課題
① 一番の課題は、100近い企業から提供される大量の食材を県内71のフードパントリーに分配するために必要な調整、配送の手配、食材の安全な保管管理などの業務量がボランティアでこなせる限界に近づいているということです。
② 活動団体の急速な広がりに寄贈食品の増加が追いついていないために、一団体あたりに配る食品提供量が急減していることも大きな課題だそうです。
意見交換
「行政の支援、例えば職員派遣の可能性は考えられないか」
「貧困世帯の厳しい食のリアルをメディアにしっかりと情報発信してもらうことがまずは重要ではないか」などの意見がでました。
今後は、理事会、事務局、シンクタンクとしても課題解決に向けた取り組みを継続的に支援していきます。また、埼玉しあわせ未来基金としても、今後の活動のあり方を考える上で、とても有意義な1日になりました。
以下、助成金により納品された資材、機材です。
ご協力をいただきました全ての皆様、ありがとうございます。

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